大会前の激動ストーリー
金武航二朗、まさかの「ネクストプレジデント」枠で帯同!?
熾烈なトライアウトの結果、惜しくも13人の選手枠から落選してしまった金武航二朗(こうじろう)。しかし、加藤純一から「日本代表に必要不可欠な戦力」「嫌なことを率先して受け負ってくれる姿勢を評価して、勝つために連れて行く」と直々に指名され、スタッフ兼サポートメンバーとしての帯同が決定した。
後日、チームの初トレーニングに現れた金武の首には、自作した「ネクストプレジデント」と書かれたネームプレートが。「加藤純一の次に俺はそこの座を狙いに来てる」と豪語し、選手たちを笑わせた。
柿谷曜一朗、無念の離脱とチームへ託した思い
伝説の「宮古島事件」勃発
氏橋寛、突然の追加招集!人生を懸けたシンデレラストーリー
柿谷曜一朗の離脱に伴い、急遽白羽の矢が立ったのはトライアウトで落選していた氏橋寛だった。「少しあるかもしれないと思っていた」と冷静さを保ちつつも、突然の電話に驚きを隠せなかった氏橋。「願ってもないチャンスだし、自分のストロングを活かせる土壌。行くからには本当自分の人生を懸けて、全てを乗せて戦いたい」と、覚悟を決めてフランス行きの切符を掴み取った。
異なるバックボーンの衝突を乗り越えて
フットサル、ソサイチ、サッカーと、全く異なる競技背景を持つ選手が集まった今回のムラッシュFC。初めは戦術の理解度やプレーの基準(特に守備のプレスのかけ方)が合わず、ピッチ上で意見がぶつかり、大きなストレスを抱える場面もあった。
しかし中井健介監督が「選択肢を増やして面白い試合を作る」というリスクを取った上で戦術を言語化して落とし込み、選手同士も「自分が主役になるつもりでやるが、チームが勝つためのプレーを優先する」と激しいミーティングを重ねる。幾度もの衝突を経て、次第に一つのチームとしての連帯感と強固な絆が生まれていった。
試合の名場面
守護神・深谷圭佑、自らのゴールと神セーブ連発!
開催国フランスの強豪F2Rとの開幕戦。開始わずか1分、自陣から強烈な右足を振り抜いた深谷圭佑のシュートが相手に当たり、そのままゴールネットに吸い込まれた。ムラッシュFCの今大会チーム初得点は、なんとゴールキーパーから生まれた。
さらに深谷の躍動は止まらず、後半には相手のプレジデントペナルティ(PK)を完全な読みでストップ。続く第2試合のJynxzi FC戦でも、相手のシュートアウトを気迫のセーブで防ぎ、ベンチの加藤純一を熱狂させた。
プレジデント加藤純一、絶対に負けられない戦いでの魂のPK弾!
初戦を落とし、負ければ敗退が決まる絶体絶命の第2戦。2-3と1点ビハインドで迎えた後半、ムラッシュFCはプレジデントペナルティ(PK)のカードを切る。
「プレッシャーがかかった時の自分がどう決めるかが大事。心臓の鼓動もワクワクしてくる」と語っていた加藤純一がペナルティスポットへ。張り詰めた緊張感の中、加藤が放ったシュートは冷静にゴールへ転がり込み、見事3-3の同点に。ゴールが決まった瞬間、ピッチ上の選手たちが一斉に加藤のもとへ駆け寄り、歓喜の輪ができた。
「人生で一番の闘志を見た」加藤純一、涙のロッカールーム
激闘の末、シュートアウトで敗れ、無念の大会敗退が決まったムラッシュFC。ロッカールームに戻った選手たちは悔しさからうつむいていた。
そんな中、加藤純一は涙をこらえながら選手たちを最大限に称賛した。
「間違いなく3大会の中で今日いい試合は俺はなかったと思う」
「こんなにここまでの闘志を見たのは結構俺は人生でも見たことない」
「本当にあの舞台でチャレンジしてるみんなの姿っていうのは最高だと思いました。ありがとうございます」
結果は敗退となってしまったが、すべてを出し切った選手たちへのプレジデントからの愛とリスペクトが詰まった、忘れられないラストシーンとなった。














